アメリカで過ごした幼少期

みなさんこんにちは、和希です!

私は今では地中海のマルタ共和国に住んでいますが、幼稚園から小学校卒業までの期間をアメリカ、カリフォルニア州で過ごしていたことがあります。

今回は、私が経験したアメリカと日本の学校生活の違い、特に教育方法の違いに焦点を当てながら、帰国後に苦労をした話を交えてブログを書いていきたいと思います。

アメリカの学校生活では、個性を重んじる風土がありました。授業では、生徒一人ひとりが自分の意見を自由に述べることが奨励され、ディスカッションやプレゼンテーションが頻繁に行われました。

また、クラブ活動やスポーツにも多くの時間が割かれ、個々の興味や才能を伸ばす機会が与えられました。このような環境で育った私は、自己表現やリーダーシップのスキルを養うことができました。

一方、日本の学校生活では、協調性や集団意識が重視される傾向がありました。授業では先生の指示に従い、クラス全体で同じペースで進みました。グループ活動やチームスポーツも盛んに行われ、一致団結して目標に向かって取り組むことが求められました。

私はこのような環境に初めて触れた際、戸惑いを感じました。

日本に帰国してからしばらくの間、アメリカの学校生活との違いに戸惑いました。アメリカでは自己表現が奨励される一方、日本では集団の一員としての役割が強調されるため、自分の個性を出すことに抵抗を感じたのです。

友人を作ることも難しくなりました。私は自分の違いを受け入れられないのではないかと不安に思いました。

しかし、時間が経つにつれて、アメリカと日本の教育の違いに対する理解が深まりました。

アメリカの教育では個々の能力や興味を伸ばすことが重視され、それが個人の成長に繋がる一方、日本の教育は協調性や集団意識を養うことで社会での役割を果たす力を育むのです。

アメリカと日本の教育の違いに戸惑いながらも、私は自分自身を受け入れることと他人との協力を両立させる必要性を学びました。アメリカで培った自己表現やリーダーシップのスキルを活かしながら、日本の協調性や集団意識を尊重する文化に順応することが求められました。

この経験から、私は大切なことを学びました。それは、異なる文化や教育のアプローチを理解し、自分自身を受け入れながらも柔軟に適応することの重要性です。異文化の中で自分を見つけることは決して簡単ではありませんが、そこには自己成長や多様性への理解が待っています。

今、日本で友人を作ることができなかった私が、異文化に対する理解と受け入れの心を持つことで、新しい友人とのつながりを築くことができました。私は他の学生たちに向けて、自分自身を変えずに異文化の中で友人を作るためのヒントを提供したいと思っています。

まず第一に、自分の個性や文化的な背景を誇りに思ってください。自分が誰であるかを受け入れ、自信を持つことが大切です。また、異なる文化に興味を持ち、相手の文化や習慣を尊重する姿勢を持つことも重要です。他の人の視点を受け入れることで、友人関係を築きやすくなるでしょう。

さらに、コミュニケーションを大切にしてください。言葉の壁があっても、笑顔や身振り手振り、共通の趣味や関心事を通じて交流することができます。また、他の学生や地域のイベントに参加することで、新たな出会いや友人関係の機会が広がります。